☆なんで建築積算が大事なの?☆ フォントサイズ(中)で快適に見ることが出来ます。

≪建築積算について≫
  • 建築積算は工事費予定価格を知る上で一番大切なことなのに何故か省略されることが多いようです。
    (決して無駄な作業ではありません。 工事監理に数量内訳書は必須のアイテムなのです。)

  • 設計作図終了間近で積算・工事費内訳明細書を作成する訳ですが、何故か知合いの施工業者に依頼して作成する設計事務所が見受けられます。(特許など特殊な場合は依頼することも有ります。) そんな事をしたら施工業者と設計事務所が癒着していると見られても仕方がありません。
    (設計時点の積算業務は施工業者に頼らないことが理想です。)

  • 施工業者が作成した見積書が設計事務所の業務として作成した工事費内訳明細書として提出され、見積った施工業者は当然のことのように建築主に紹介され狙いどおりの金額で・・、ということになるかも知れません。 
    (積算に費やした人件費は有利な条件で取戻したい・・・、と成る訳です。)

  • 第3者の建築士事務所に積算を依頼して、公正な立場で工事内訳書を作成することがVEにつながり、安全安心につながるのです。

  • 弊社は工事費積算・内訳明細書作成を得意としております。
    (当然ながら、他社設計物件に対してもVE効果が期待できます。)


積算業務のお問い合せはここから

★数量調書から内訳書作成、値段入れなどの積算業務を承ります。★


1. 建築積算の概念 1.従来は大工棟梁の経験による"どんぶり"的要素が強かった。
2.建築材料の多様化とともに積算の必要性が高まった。
3.近代になって英国人建築家J-コンドルにより積算技術が伝わった。
4.積算は事前原価としての工事価格を予想することです。
5.積算し、内訳書を作成することによって手抜き防止効果が期待できます。


(積算時点に置いて、設計図面の不足分やミスを見つけることも結構あります。)
 
2. 発注者サイドの積算 1.施工の方式として、(1)直営・(2)実費精算・(3)請負の3つの方法がある。
2.建築物の仕様書、設計書に基づき各種数量を算定する。
3.履行の難易、数量の多寡、履行期間の長短を考慮する。
4.コストプランニングやコストコントロール等を支援する。

(直営や実費精算方式で施工する場合は、施工経験の豊富な建築士に依頼することが望ましいです。)
 
3. 積算基準の公表 1.適正な受注競争を確保する為に予定価格が適正に設定されるようになってきた。
2.受注者が的確な見積をおこなうことが基本である為に積算の基準が公表された。
3.公表の対象とする範囲は、
  • 積算要領等
  • 標準歩掛り
  • 建設機械費算定の標準的な基準
  • 間接工事費算定の為の乗率の標準的な基準
    4.平成11年から市場単価方式の導入が始った。

    (市場単価導入に当り、値入作業が比較的楽になったといえます。)
  •  
    4. 積算基準の統一 1.公共建築工事積算基準
    2.公共建築工事標準歩掛り
    3.公共建築数量積算基準
    4.公共建築設備数量積算基準
    5.公共建築工事共通費積算基準
    6.公共建築工事内訳書標準書式
    7.公共建築工事見積標準書式


    (統一基準であることを示すため、頭に"公共"を付けた。)
     
    5 建築積算業務
    の内容
    積算業務に最小限必要なものは、図面、仕様書、現場説明書及び質問解答書からなる設計図書であり、これらから、工事概要、施工条件等を充分に把握したうえで始めなければならない。

    設計管理費は建築物のグレードに依っても大きく変ってきます。(例:カローラ VS クラウン)
    当社では〔建設省告示第1206号に準拠した計算方法〕で算定いたします。
    (この方法も地域性や事務所の理念により若干の違いが出ます。)

    ★"RIBC-2"での内訳書作成作業もご相談にのります。

    ※ 官公庁業務の場合は国土交通省告示第15号に基づく計算方法で、お見積もり致します。
    ※ 民間積算業務はあくまでも他社比較無用とします。


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